介護支援専門員と成年後見人等との関係

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更新日時:2009年01月22日はてなに追加MyYahoo!に追加del.icio.usに追加

介護支援専門員と成年後見人等との関係

カテゴリー:後見利用中Q&A

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質問
介護支援専門員(ケアマネージャー)と成年後見人等との関係は,どのように考えればいいでしょうか?
回答
 介護支援専門員とは、介護保険において要支援・要介護と認定された人に対して、アセスメントに基づいたケアプランを作成し、ケアマネジメントを行う人のことを言います。また、ケアプラン作成のほかに行政や介護サービス提供事業所等の間の連絡・調整も行っています。
 介護の面から考えると、成年被後見人等に必要な介護サービスや本人の希望、ニーズ等を一番把握している人が介護支援専門員ということになります。その一方、成年後見人等は必ずしも介護の専門家とは限りません。そこで、成年被後見人等が受ける介護サービスを決定するうえで、成年後見人等と介護支援専門員との打ち合わせは不可欠です。

 しかし、介護サービス提供事業所等に所属している介護支援専門員である場合、その介護支援専門員と、介護サービスを利用する成年被後見人等とは、介護サービス契約を締結する当事者にあたることから、利益相反行為の関係にあるということに注意しなければなりません。
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